まだ見ぬ景色を求めて(道東編6)

diary

前回からの続きです。

だいたい1日に300kmくらい移動します。行きたいところが面ではなく点なので移動が大変!とはいえ、その間に見える景色は色々で、道東の景色は他の地域とはちょっと違うのですよ。

子供の頃、数年おきに我が家には大きなイベントがありました。北海道から父母の実家がある九州まで汽車と連絡船に乗って帰省するのです。すでに東京-大阪間に新幹線はありましたが24時間以上かかっていたと記憶しています。そんな汽車での移動中、私はずぅ~っと飽きもせず窓の外の景色を見ていたそうです。特急なので時々通過する駅名を読む!という遊びもしていましたが、母の動体視力は圧倒的でまったく敵いませんでした。

車窓を楽しむのは子供の頃から好きだったようです。わき見運転注意ですね。

「道の駅 厚岸グルメパーク(厚岸味覚ターミナル・コンキリエ)」

昨年車中泊して蚊が多くて参りました。今年は殺虫剤とキンカン積んで走っています。

早朝に立ち寄ったのでお店はまだ開いていません
少し霧がかかったような曇天

うんこしに立ち寄っただけです。

霧多布岬

岬へ行く途中の道沿いに今年も馬がいました

昨年はラッコが見られたので今年も見られないかと・・・

ここからは歩きです
足を気にしつつ先端まで行ってきました

神威岬、襟裳岬同様先端の先に岩が並んでいます。で、ラッコはというと、

ラッコではなく鳥でした

見当たりません。というのも

岬の周りは漁船だらけです
海に長い棒を差し込んでグリグリしています
棒を垂直に引き上げると
引っかかった昆布が上がってきます
海底は昆布だらけなのか?

 日本でラッコが見られるのは、鳥羽水族館のメス2頭と、ここの海だけになりました。以前はたくさんの水族館にラッコがいましたが、ラッコは寒い海で生きて行くための脂肪が必要なため大食漢!しかも新鮮な魚介類しか食べません。そのため飼育に必要な1年の餌代の負担が大きく繁殖させてこなかったようです。そのうちに水族館のラッコはみんな高齢になってしまいました。ワシントン条約の規制が厳しくなり輸入もほぼ不可能に。ここのラッコが増えていくことを願うしかありません。静かに見守ってあげましょう。

北太平洋シーサイドライン

ここから落石海岸に向かって太平洋岸の道道123号線を走ります。釧路から根室へ向かう国道44号線より空いていて景色も綺麗です。

羨古丹(ウラヤコタン)海岸
漂着ゴミが全くありません

綺麗なビーチです。夏の晴れた日にもう一度来てみたい

羨古丹駐車公園(傾斜がきつい)

この駐車場からビーチに降りる道は無さそうです。となりの漁港から行けるのでしょうか?

漁港と反対側の浜の近くでは昆布干しをしています
家族総出!なかなかの重労働です

落石駅

かわいい駅舎です

特別何かがある訳ではありません。立ち寄ってみただけです。

色褪せていました
真っ直ぐですね

待合室で2名が列車を待っていました。花咲線(釧路~根室)は廃線になってしまうのか?個人的には、できない気がしています。

寄り道たくさんしているのですよ。

(まだつづく)

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